ミレニアルズ・ファイル No.025:南谷真鈴「人生で唯一頼れるのは自分だけ?」
「なにジェネ?」の質問を通して、日本のミレニアル世代のリアルを伝える「ミレニアルズ・ファイル」。第25回は、19歳でエベレストへの登頂に成功、同じく19歳のときに世界7大陸最高峰を制覇した、南谷真鈴さん、21歳。あえて「登山家」とは名乗らず、「登山は人生のプロジェクトの一つ」と語る南谷さんが登山に出会ったのは、13歳のとき。山へと足を運ぶようになった原点を語ってくれました。
「登山は、一人の力ではなく、支え合いで行うもの」という南谷さんは、「人生で唯一頼れるのは自分だけ?」との質問に「まったくそうだと思いません」と回答。同じ質問に、日本のミレニアル世代はどう答えているのでしょうか。
現時点の集計では、「そう思う」が34%、「そう思わない」が66%。男女別では、「そう思う」と回答した男性は38%、女性は31%となり、男性のほうが「頼れるのは自分だけ」と回答する割合が高いようです。回答者数が多いヨーロッパの国々の結果を見ると、次のような傾向がありました。
- 日本と同じく、「そう思わない」の割合が高い国々:
オランダ(YES:28%、NO:72%)
オーストリア(YES:34%、NO:66%)
ドイツ(YES:34%、NO:66%)
スイス(YES:35%、NO:65%)
スペイン(YES:35%、NO:65%)
ベルギー(YES:37%、NO:63%)
アイルランド(YES:40%、NO:60%)
イタリア(YES:43%、NO:57%)
- 「そう思う」の割合が高い・または拮抗:
チェコ(YES:53%、NO:47%)
フランス(YES:49%、NO:51%)
イギリス(YES:49%、NO:51%)
そして、チェコ・フランス・イギリスよりも、「そう思う」と回答した割合が高かったのがアラブ諸国のミレニアル世代。約4分の3にあたる74%が「そう思う」と回答しています。
あなたの答えは、YES?それともNO? 自分のこと、頼れますか?